2001/06/27

　これまでの経過を以下に掲載。

●telnetとftpを有効にする

デフォルトではセキュリティの観点からtelnetサービスとftpサービスが
無効になっているのでrootで
/etc/inetd.conf
を編集してtelnetとftpを有効にする(具体的には，行頭の#を削除するだけ)。
この設定を有効にするために
# /etc/rc.d/init.d/inet restart
を実行。なお，telnetを有効にしているのはセキュリティ上好ましくない。
かわりにsshを使うべき。ここでは完全に閉じた系で使用するのでtelnetを
一時的に許可している。

更に，rootで/etc/hostsを編集して各マシンを登録。こうしないと
DNSの逆引き問題が起こってログインから時間がかかってしまう。

●rootからsetupコマンドで
　・キーボード設定でjp106_Ctrl_CAPSを選択してコンソール上で
　　コントロールキーとキャップスキーを交換する
　・システムサービス設定で
　　　　ipchains，
　　　　sshd(sshデーモン)，
　　　　smb(sambaデーモン)
　　を有効にする（これはntsysvコマンドで直接設定してもよい）。
　　通常，ipchains(いわゆるfirewallの構築などに使えるソフト)の設定はサービス
　　開始後，すぐにでも設定しなくてはならないものであるが，現在は完全に閉じた
　　系の中で使用しているし，またすぐにインストールからやりなおす場合も考えられ
　　るので，設定は少し先送り。

●Xの表示解像度のデフォルトは800x600。これでは狭いので，解像度を上げる。
　rootで/etc/X11/XGSConfigを編集して，
　DefaultColorDepthを24から16に直せばよい。24ビットカラーから
　16ビットカラーになってしまうが，解像度は1280x1024に上がる。
　(これはps2linuxのメーリングリストへポストされた情報から。提供者
　の方には感謝)
　ただ，ps2はメインメモリが少ないので，実際は他のマシンからログイン
　して使用するスタイルがメインになるだろう。